Q1:年収がいくらあれば永住権を申請できますか?
A1:就労系(EBビザ)の場合、「申請者個人の年収いくら以上」という一律の基準ではなく、米国労働省が地域や職種ごとに定める「適正賃金(Prevailing Wage)」以上の給与を雇用主から提示されていることが条件となります。一方、親族・結婚申請の場合は、受入スポンサーの世帯年収が「連邦貧困ガイドラインの125%以上」(2人世帯でおおよそ25,000〜30,000ドル前後が最低ライン、扶養人数により増加)を満たしている必要があります。
Q2:英語が流暢に話せなくてもグリーンカードは取得できますか?
A2:取得自体に公的な英語テスト(TOEFLやIELTSなど)のスコア提出が義務付けられているわけではありません。投資ビザ(EB-5)や抽選(DVプログラム)、一部の親族関係による申請では英語要件はありません。ただし、就労系では職務遂行に足る語学力が前提となり、結婚申請や面接審査では審査官との質疑応答を的確に行えるコミュニケーション能力が実質的に問われます。
Q3:DVプログラム(抽選)に当選すれば、誰でも100%取得できますか?
A3:100%ではありません。当選は「ビザ発給の申請資格を得た」ことを意味するに過ぎず、日本の高卒以上の学歴要件の証明、指定健康診断の通過、無犯罪証明書の提出、そして何より割り振られたケースナンバーの順位がビザ年間発給上限に達する前に面接を完了させることが必須です。書類の不備や順番待ちの遅れで失権するケースが毎年一定数存在します。
Q4:グリーンカードを取得すると、日本の国籍やパスポートはなくなりますか?
A4:なくなりません。永住権はあくまで「外国籍のままアメリカに無期限で滞在・就労できる在留資格」です。日本国籍と日本のパスポートはそのまま保持されます。ただし、将来的に米国「市民権(国籍)」を取得した場合は、日本の国籍法に基づき日本国籍を自動的に喪失することになります。