原の名を日本中に知らしめたのは、2018年2月に開催された平昌冬季オリンピックでした。男子モーグル決勝で圧巻の滑走を披露し、この大会における日本選手団のメダル第1号となる歴史的な銅メダルを獲得。日本男子モーグル界に史上初の五輪メダルをもたらす快挙を成し遂げました。
勢いは止まらず、翌2019年の世界選手権でもシングル・デュアルの両種目で銅メダルを獲得。名実ともに世界のトップランカーとして君臨しました。
その後、競輪選手としてのキャリアをスタートさせたため、2022年の北京五輪出場は極めて険しい挑戦と目されていました。しかし、限られた時間の中で驚異的な集中力を発揮して代表枠を勝ち取ると、北京の舞台でも堂々たる滑走を披露して7位入賞を達成。世界中に「二刀流アスリート・原大智」の底知れぬポテンシャルを見せつけ、この大舞台を花道としてモーグル日本代表から勇退しました。