散策の満足度を左右するのが、昼の食事と小休止の場です。北鎌倉のグルメシーンは、派手な看板を掲げたチェーン店とは対極に位置する、昭和初期の邸宅や数寄屋造りの建物を再生した古民家レストランや緑深い庭を望む隠れ家カフェが主役を務めます。
地元食材を惜しみなく使った精進料理や創作和食、旬の鎌倉野菜を彩り豊かに配したプレートランチは、舌だけでなく視覚を通じても季節の移ろいを伝えてくれます。特に線路から一本奥に入った山裾の古民家では、小鳥のさえずりと風に揺れる竹林の音をBGMに、丁寧にネルドリップされた珈琲や自家製スイーツを味わう贅沢が用意されています。名店の多くは座席数が15席から25席前後と限られており、週末の北鎌倉駅ランチは事前予約、もしくは開店時間前の到着が鉄則です。