シアトル・マリナーズに入団したイチローは、ルーキーイヤーに首位打者と盗塁王、さらにはMVPと新人王を同時受賞するという快挙を成し遂げた。2004年にはメジャー年間最多安打記録となる262安打を達成。打席に立つ姿そのものがアートであり、孤高の天才として全米にその名をとどろかせた。
名門ニューヨーク・ヤンキースの一員となった松井秀喜は、名物オーナーや熱狂的なファンの厳しい視線に晒されながらも、伝統のピンストライプを着て主砲としての責任を果たした。2009年のワールドシリーズでは、圧巻の打撃でチームを世界一に導き、日本人初のワールドシリーズMVPに輝いた。ヤンキースの歴史にその刻印を残した瞬間だった。