国連食糧農業機関(FAO)が管理する世界最大の統計データベース「FAOSTAT」や、米国農務省(USDA)の公表した最新データによれば、世界におけるコメ生産の双璧は依然として中国とインドだ。この2大国だけで、地球上の全コメ生産量の半分以上を占め続けている。
首位に君臨する中国は、年間約1億4800万トン(精米換算)前後の圧倒的な生産量を誇る。長江流域の巨大な穀倉地帯を中心に、国を挙げた灌漑設備の近代化と品種改良が実を結んでいる。一方、2位のインドも年間約1億3500万トン規模と、首位を激しく猛追する。広大な耕作面積と多期作の強みを生かし、世界最大級のコメ輸出国としての存在感も強めている。