伊賀保温泉の評判と真相|伊香保との違いや2026年最新宿を徹底検証

伊賀保温泉の評判と真相|伊香保との違いや2026年最新宿を徹底検証

伊賀保温泉の評判と真相|伊香保との違いや2026年最新宿を徹底検証の最新情報をご紹介します。専門的な知識が満載です。

誤記の向こう側にある真の目的地、伊香保温泉。榛名山(はるなさん)の中腹、標高約700メートル前後に位置するこの温泉地は、草津温泉と並び上州を代表する名湯として名高い歴史を誇ります。その起源は古く、『万葉集』の東歌(あずまうた)に「伊香保ろの…」と詠まれるほどで、古来より人々の心と体を癒やし続けてきました。

伊香保温泉の象徴といえば、街の中央を貫く伊香保温泉石段街です。戦国時代の天正年間(1576年頃)、武田勝頼の命を受けた真田昌幸らが、長篠の戦いで傷ついた将兵の湯治場として整備したのが現在の石段街の原型と伝えられます。中央に温泉の分水路(湯樋)を通し、その両側に宿を配置して効率的に温泉を引湯するという画期的な都市計画は、日本の温泉街設計における先駆的事例と評価されています。

現在の石段は、1980年から約5年をかけて大改修が行われ、2010年には「1年365日、温泉街が賑わい繁栄するように」という祈りを込めて365段に増設されました。石段の随所には、温泉街をかつて治めた12軒の大家(おおや)に敬意を表す十二支のレリーフが埋め込まれ、歌人・与謝野晶子の詩が刻まれるなど、歩くこと自体が文化探訪となる仕掛けが施されています。

石段街の両脇には、昭和レトロな射的場、名物の湯の花まんじゅうを蒸かす蒸気が立ち上る菓子処、昔ながらの土産物店がひしめき合います。最上段の365段目に鎮座する伊香保神社まで登り詰めると、榛名の大自然と石段街を見下ろす壮大なパノラマが広がり、さらにその奥へ進むと、朱塗りの橋が四季折々の渓谷美に映える伊香保温泉湯元河鹿橋へと続いていきます。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。