猫はなぜ液体と呼ばれるのか?驚異の柔軟性と体の仕組みを徹底解剖

猫はなぜ液体と呼ばれるのか?驚異の柔軟性と体の仕組みを徹底解剖

猫はなぜ液体と呼ばれるのか?驚異の柔軟性と体の仕組みを徹底解剖についての真相をお届けします。

タンスの上やドアの縁へ、助走もなしに一瞬で飛び乗るアクロバティックな身のこなしは、猫のトレードマークの一つです。成猫は自らの体高のおよそ5倍から6倍(約1.5〜2メートル)の高さまで軽々とジャンプすることができます。

この驚異的な跳躍を可能にしているのが、猫のジャンプ力の秘密である強靭な後肢の筋肉です。猫の後足には瞬発力を生み出す「速筋繊維」が高密度で配置されており、大腿部から足首にかけての強靭なアキレス腱が強力なバネの役割を果たします。

踏み切り時には背骨をバネのようにしならせ、蓄えた弾性エネルギーを一気に解放。空中では尾を使って巧みにモーメントをコントロールし、目標地点へ正確に着地します。着地の際には、柔軟な肩甲骨周辺の筋肉と後述する肉球がサスペンションとして働き、体重の数倍におよぶ衝撃を完全に吸収・分散しています。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。