Q1:ブローチの向き(上下・針の向き)に正しい決まりはありますか?
A1:植物や花モチーフの場合、「茎が下、花が上」あるいは「斜め上を向くように」配置するのが自然です。上に向かって伸びていく角度をつけることで、表情が生き生きと見えます。留め針の向きは、万が一外れた際に針先が上を向いて顔や首を傷つけないよう、針先が下、あるいは外側を向くように刺すのが安全面における基本ルールです。
Q2:ネックレスとブローチは両方つけてもマナー違反になりませんか?
A2:マナー違反ではありませんが、「足し算過多」にならないバランス調整が不可欠です。ブローチをつける場合は、ネックレスを外すか、つけるとしても小粒(6〜7mm珠程度)の短めな一連パールネックレスに留めるのが鉄則です。大ぶりのロングネックレスとブローチを同時に合わせると、胸元が喧嘩して品格を損ねてしまいます。
Q3:ゴールド系のブローチは卒業式につけても大丈夫ですか?
A3:問題ありませんが、「色味のトーン」に配慮が必要です。黄みの強い派手なイエローゴールドは華やかすぎて悪目立ちするリスクがあるため、落ち着いたシャンパンゴールド、ホワイトゴールド、あるいはシルバーとゴールドのコンビカラーを選ぶと、ダークスーツにも上品に馴染みます。
Q4:ブローチを右胸につけてしまったら、式典中に直すべきですか?
A4:周囲から咎められたりマナー失格と見なされたりすることはまずありませんので、式典中に慌てて付け直す必要はありません。右利きの場合、右胸の方が手が届きやすく綺麗に留められるという実用的な理由からあえて右につける方もいます。次回からは「左胸の鎖骨上」を意識する程度で十分です。