徳川家康の末裔は現在どんな生活?19代当主の職業と驚きの真相

徳川家康の末裔は現在どんな生活?19代当主の職業と驚きの真相

徳川家康の末裔は現在どんな生活?19代当主の職業と驚きの真相とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

「天下を取った徳川家なら、今でも莫大な隠し財産や広大な土地を所有しているのではないか」という疑問を抱く人は多いはずです。しかし、実際の徳川宗家 資産の歴史を紐解くと、昭和期の税制と社会構造の転換によって極めて過酷な試練を経験しています。

明治維新後、徳川宗家は公爵に叙され、駿府(静岡)での隠居後も広大な土地と手当を維持していました。しかし、第二次世界大戦の敗戦に伴う財閥解体・農地改革・最高税率90%に及ぶ財産税の導入により、状況は一変します。莫大な相続税・財産税を納付するため、千代田区や渋谷区に所有していた広大な屋敷地や山林の大半を物納・売却せざるを得なくなりました。

先代の第18代当主・徳川恒孝氏の経歴を見ると、学習院大学を卒業後に日本郵船に入社し、長年平社員から副社長まで勤め上げた筋金入りのビジネスパーソンでした。恒孝氏は自著やインタビューの中で「戦後の徳川家には莫大な現金など残っておらず、給料で生活する一般的な家庭だった」と述懐しています。現在、重要文化財などの歴史的遺産はすべて「徳川記念財団」に寄託・管理されており、当主個人が私有財産として自由に売却して贅沢な暮らしを送る構造にはなっていません。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。