これまで乃木の心の拠り所であり、無垢な愛の象徴として描かれてきた医師・柚木薫。しかし第13話の終盤、彼女の行動に決定的な違和感が提示された。
乃木が自宅を空けたわずかな時間、薫が書斎の金庫の前で見せた迷いのない手つき。そして彼女が国際赤十字のデータベースにアクセスしていた履歴である。彼女が医師としてバルカに滞在していた過去の経歴には、数年間の「空白期間」が存在する。この空白の数年間に、彼女は一体どこで、誰と会っていたのか。
ファンの間では「薫=別班の真の協力者説」と「薫=テント最高幹部の実娘説」の双方が激しく激突している。もし彼女が乃木に接近した理由が最初から計算されたものであったとすれば、二人の愛の行方はあまりにも哀しい悲劇へと昇華することになるだろう。