ズボンの裾上げを手縫いで簡単に!表に糸が出ないプロ直伝の裏ワザ

ズボンの裾上げを手縫いで簡単に!表に糸が出ないプロ直伝の裏ワザ

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ズボンの裾上げにおいて最大の心理的ハードルとなるのが、「余分な布をハサミで切り落とす作業」です。一度切ってしまった生地は二度と元には戻りません。特に中学生や高校生の制服、あるいは今後リセールや体型変化を考慮したい高級スラックスにおいては、ズボン裾上げ切らない方法を選択するのが最も合理的です。

この手法を適用する場合、余分な布地を内側に大きく折り返すことになります。ズボン裾上げ学生服手縫いの現場で多用される具体的なステップは以下の通りです。

  1. 正確な丈決め:靴を履いた状態、あるいは靴を脱いだ状態で床から1〜2cm浮く位置(ハーフクッション〜ノークッション)に合わせ、まち針や安全ピンで仮止めします。
  2. アイロンでの折り目付け:決めた丈で折り返し、当て布の上からスチームアイロンを垂直に押し当てて、強固な折り目(クリースライン)を定着させます。
  3. 内側への二重折り込み:切断しない余り布が5cm以上ある場合は、そのまま内側に倒すと裾周りが分厚くなり足首に引っかかります。内側に折り込んだ端をさらに下方向へ軽く折り返すか、ヘムの内側に平らに沿わせます。
  4. ゆったりとしたまつり縫い:折り返した布の上端を、等間隔(約1.5cm〜2cmピッチ)でズボンの内側に縫い留めていきます。

生地を切らない手法の絶大なメリットは、数ヶ月後に子どもの身長が伸びた際、縫い糸をリッパーやハサミで切るだけで、わずか1分で元の長さに戻せる柔軟性にあります。切断という不可逆なリスクを冒す必要はまったくありません。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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