Q1:市販の次亜塩素酸スプレーを手指の除菌に使っても問題ありませんか?
A1:弱酸性の次亜塩素酸水は、肌と同じpH帯であるため直接触れても強い刺激や化学熱傷を起こす心配は通常ありません。ただし、薬機法上の「医薬品・医薬部外品」の承認を受けていない製品は、薬効としての「手指消毒」を保証するものではありません。手指の衛生管理は、まず石鹸と流水による30秒以上の手洗いを基本とし、補助的な清拭として活用するのが適切です。
Q2:家庭用の塩素系漂白剤(ハイター等)を水で薄めてスプレーボトルに入れても良いですか?
A2:絶対に避けてください。塩素系漂白剤に含まれる次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性で腐食性があり、スプレー噴霧によって霧状の粒子を吸い込むと、肺胞や気管支の粘膜を激しく損傷する重大な事故につながります。また、家庭用のスプレー容器の金属スプリングを腐食させ、噴霧器自体を破損させる原因にもなります。
Q3:ペットがスプレー直後の床を舐めてしまっても大丈夫ですか?
A3:適正濃度(50〜100ppm程度)の弱酸性次亜塩素酸水であれば、有機物や唾液と接触した瞬間に水と微量の塩化物に分解されるため、少量舐めた程度で毒性を発揮する可能性は極めて低いです。ただし、意図的に飲ませるものではないため、散布後は乾いた布やペーパーで軽く拭き取ってからペットを近づけるのが最も安全な運用方法です。