落花生と一口にいっても、品種や乾燥度合いによって調理パラメータは大きく異なります。特に直売所や通販で圧倒的人気を誇る品種が、千葉県で育成された超大粒種「おおまさり」です。
一般的な落花生(郷の香やナカテユタカなど)の約2倍のサイズを誇るおおまさりの茹で方では、加熱時間を長めに設定する必要があります。通常種と同じ時間で加熱を終えてしまうと、中心部に生煮えの青臭さが残ってしまいます。
- おおまさり(普通鍋の場合):沸騰後、弱中火で45〜50分加熱。火を止めて20分以上蒸らす。
- おおまさり(圧力鍋の場合):高圧で10〜12分加圧後、自然減圧する。
また、秋以外の季節に茹で落花生を楽しみたい場合は、乾燥落花生の茹で方をマスターしておくのが得策です。天日干しされた乾燥殻付き落花生は、そのまま茹でても水分を吸収できません。たっぷりの水に一晩(8〜12時間)しっかり浸して殻ごと芯まで吸水させてから、塩分濃度3%の塩水で50〜60分間じっくり茹で上げることで、生の風味に近いふっくらとした仕上がりを再現できます。