感染症対策のフェーズが移行した2026年現在でも、「熱が出たらすぐ近くの内科に行けば診てもらえる」という思い込みは危険です。現在も多くの医療機関では、院内感染を防ぐために一般の生活習慣病患者と発熱・呼吸器症状患者の動線を厳密に分けています。
「発熱外来近くの内科」を標榜している施設であっても、以下のような厳格なルールを敷いているところが主流です:
- 指定時間枠の完全隔離:一般診療終了後の11:30〜12:30、あるいは夕方17:00〜18:00のみ発熱外来として開放する。
- 隔離ブース・屋外テント診療:待合室の利用を禁止し、自家用車内待機または院外の特設スペースで診察・検査を実施する。
- Web問診・トリアージの事前送信:来院前に症状経過や接触歴を入力していない患者は受診不可とする。
こうした手順を踏まずに直接受付窓口に現れると、受付スタッフから院外への退去を求められ、お互いに強い不快感を抱く結果になりかねません。特に冬季や季節の変わり目の流行期には、発熱外来の枠自体が開始数分で埋まってしまうこともあります。熱があるときは、まずポータルサイトで「発熱外来枠のリアルタイム空き状況」を確認し、枠が取れない場合は無理に外出せず、オンライン診療対応内科クリニックで解熱剤や対症療法の処方箋を発行してもらう選択肢が極めて実効性の高い回避策となります。