足の小指が曲がってる原因と真相|内反小趾や寝指の放置が招く全身の歪み

足の小指が曲がってる原因と真相|内反小趾や寝指の放置が招く全身の歪み

足の小指が曲がってる原因と真相|内反小趾や寝指の放置が招く全身の歪みにまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

インターネット上には足指のトラブルに関する俗説が溢れていますが、中にはかえって症状を悪化させる危険な誤解が紛れ込んでいます。

最も悪質な誤解が、「足が痛いなら幅広の靴(4Eや5E)を履けば良い」という言説です。幅が広すぎる靴を履くと、靴の中で足が前後に滑り、歩くたびに指先が靴の先端に激しく衝突します。その結果、かかとが固定されずに横アーチがさらにベタッと潰れ、内反小趾を急激に進行させる原因になります。「幅広靴=足に優しい」という短絡的な思い込みは今すぐ捨てるべきです。

また、足の指の変形は何科を受診すべきかという疑問に対し、タコやウオノメの痛みを理由に皮膚科だけに通い続けるケースが見られます。角質を削る処置はその場の苦痛を和らげますが、骨格の歪みという根本原因には一切アプローチできません。小指の曲がりを根本から治すためには、骨と関節の専門家である「整形外科」、可能であれば日本足の外科学会認定医が在籍する「足の外科専門外来」を受診するのが鉄則です。

整形外科での内反小趾治療の現場では、初診時にX線(レントゲン)撮影を行い、第4中足骨と第5中足骨の間の角度(M4-M5角)や、小指の付け根の関節の傾斜角をミリ単位で測定します。治療は基本的に「保存療法」からスタートし、足型を石膏で採取して作成する医療用足底挿板(オーダーメイドインソール)の処方が中心となります。保険適用(3割負担で約1万〜1万5000円前後)で作製でき、崩れた足裏の3点アーチを物理的に下から持ち上げることで、小指にかかる過剰な外力を分散させます。骨の変形が極度に進行し、歩行困難や激痛で日常生活が破綻している場合に限り、第5中足骨を切って整復する「骨切り術」という手術療法が検討されます。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。