アルミホイル保存の効果を最大限に引き出すには、包み方と保管場所に細かいルールが存在する。少しの隙間や水分が命取りになるため、以下のステップを丁寧に進めたい。
ステップ1:水洗いは絶対にしない
桃の表面にある細かな産毛や「ブルーム」と呼ばれる天然の白い粉は、水分の蒸発や細菌から果実を守る天然のバリアだ。保存前に水洗いすると鮮度低下を早めるため、汚れが気になっても洗わず、軽く乾いたペーパーでホコリを払う程度にとどめる。
ステップ2:余分な水分を拭き取り、キッチンペーパーを噛ませる
果実表面に湿気や結露がある場合は、柔らかいキッチンペーパーで優しく拭き取る。果汁の滲み出しや密閉時の蒸れを防ぐため、キッチンペーパーで桃全体をふんわりと1周包んでからホイルを巻くと、より失敗が少なくなる。
ステップ3:アルミホイルを密着させ、空気を追い出す
アルミホイルを広げ、桃を中央に置いたら、果実の丸みに沿わせるようにしてぴったりと密着させていく。「空気が入る隙間を極力なくすこと」が酸化や黒ずみ防止の最大のポイントだ。ホイルの端もしっかり折り込んで密閉する。
ステップ4:冷蔵庫の「野菜室」へ軸を下にして配置する
保管場所は通常の冷蔵室(約2〜5度)ではなく、温度がやや高めに設定されている「野菜室(約3〜7度)」が適している。冷えすぎによる低温障害(果肉が茶色く変色しパサつく現象)を防ぐためだ。配置する際は、打ち身ができにくいよう軸側を下にし、他の重い野菜と接触しない専用スペースを確保しよう。