Q1:三菱合資会社と現代の三菱グループの「本社」は何が違うのですか?
A1:現代の三菱グループには、全体を統括する「本社」という法人は存在しません。戦前の三菱合資会社はグループ全社の株式と人事権を掌握する中央集権的な持株会社でしたが、現代は各社が完全に独立した上場企業であり、三菱金曜会などを通じた緩やかな連携にとどまっています。
Q2:なぜ株式会社ではなく「合資会社」という形態を選んだのですか?
A2:外部資本の介入を排除し、岩崎家による完全な同族支配を維持するためです。合資会社にすることで、株式市場の意向に左右されず、長期的な視点に立った巨額投資や産業育成を迅速な意思決定で行うことが可能でした。
Q3:岩崎家の末裔は現在も三菱グループの経営に関わっているのですか?
A3:現在は一切関わっていません。GHQの財閥解体によって岩崎家の資産や保有株式は完全に整理され、経営権も手放しました。現代の三菱各社は完全に所有と経営が分離された公開企業として運営されています。