屋外型テーマパークの最大の弱点とされるのが「雨天時の鑑賞クオリティ」です。しかし、とっとり花回廊に関しては「雨の日こそ情緒があって楽しめる」という口コミがSNSや旅行コミュニティで根強く囁かれています。この噂の真相を現場構造から検証します。
結論から言うと、この評価は構造上の事実に裏打ちされたものです。園内には中央のフラワードームを取り囲むように、1周1kmにおよぶ屋根付き展望回廊が張り巡らされています。この回廊は完全バリアフリー設計となっており、傘をさすことなく車椅子やベビーカーを押しながら園内をぐるりと一周鑑賞できます。
雨脚が強い日でも、霧に煙る大山と雨粒に濡れて彩度を増した花々のコントラストは格別の風情を醸し出します。熱帯・亜熱帯植物やランが年中咲き乱れるフラワードーム内に避難しながら、濡れる心配なくゆったりと過ごせる設計は、天候が変わりやすい山陰地方において極めて実用的な強みと言えます。