破局という切ない後日談を抱えながらも、洋楽ウェディングソングとしての『Marry Me』の評価は下がるどころか、年々高まりを見せています。日本のブライダルシーンにおいても、結婚式BGMの洋楽定番として確固たる地位を築きました。
結婚式で選ばれ続ける理由は、主に以下の3点に集約されます。
- シーンを選ばない洗練されたアコースティックサウンド:派手すぎないギターのストロークと優しいボーカルは、迎賓、歓談、指輪交換、ケーキ入刀、新郎新婦退場など、どの場面の空気も壊さず上品に彩ります。
- ストレートに伝わる英語のメッセージ性:サビの明快な「Will you marry me?」は、英語に詳しくないゲストにも瞬時に幸せな情景を連想させます。
- サプライズやプロポーズ演出との抜群の親和性:フラッシュモブやサプライズ動画、手紙の朗読シーンのBGMとしても圧倒的な人気を誇ります。
ブルーノ・マーズの『Marry You』がアップテンポで祝祭感あふれるパーティーソングであるのに対し、ジェイソン・デルーロの『Marry Me』は感動的で温かい誓いの時間を演出する楽曲として、見事な住み分けがなされています。