テレビや雑誌のインタビューから徐々に姿を消していった背景には、心身の深刻な不調があった。彼女は自身が「双極性障害」を患っていることを公表している。気分の高揚と激しい落ち込みが交互に訪れるこの病は、創作活動や人間関係に極めて大きな影響を及ぼした。
芸能界という過酷な緊張状態が続く環境下で、感情の波をコントロールすることは容易ではなかったはずだ。金銭的な苦心や人間関係の破綻が報じられることもあったが、それらはいずれも病の影響と過剰なストレスが複雑に絡み合った結果であった。過剰なバッシングの渦中を離れ、彼女が選択したのは、表舞台から距離を置いて精神の平穏を取り戻すという道だった。休止は単なる引退ではなく、自らの命と生活を守るための切実な決断だったと言える。