ジャガイモ収穫時期の決定打!葉の黄変サインと梅雨の腐敗を防ぐ保存術

ジャガイモ収穫時期の決定打!葉の黄変サインと梅雨の腐敗を防ぐ保存術

ジャガイモ収穫時期の決定打!葉の黄変サインと梅雨の腐敗を防ぐ保存術の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

ネット上の栽培情報で散見される最大の誤解の一つに、「とにかく長く土に置いて大きく育てた方が得をする」「収穫したらすぐに天日干しで日光に当てるべきだ」という言説があります。これは極めて危険な誤謬です。

ジャガイモが直面する最も深刻な安全上のリスクが、有毒アルカロイドであるソラニン緑化の防止対策を怠ることです。消費者庁や各自治体の保健所が毎年注意喚起を行っている通り、小学校の栽培授業や家庭菜園で収穫された未熟な小芋や緑化したイモによる食中毒事件は、毎年必ず報告されています。ソラニンやチャコニンを一定量以上摂取すると、嘔吐や下痢、激しい腹痛、めまいを引き起こします。

緑化の原因は、栽培中の土寄せ(増し土)不足によってイモが地表に露出し太陽光を浴びること、そして「収穫時に直射日光へ長時間晒すこと」の2点に集約されます。「土を乾かすため」と称して、掘り出したジャガイモを炎天下の畑に何時間も放置すると、皮の内側で急速に葉緑素とソラニンが合成され、わずか数時間で緑色に変色します。収穫作業は日差しが強くなる前の午前中に行い、掘り出したイモは直ちに直射日光の当たらない日陰へと移すことが、毒素の発生を防ぐ絶対の防衛策です。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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