春のミズバショウ群生に始まり、西岡公園は1年を通じて豊かな表情を見せます。特に秋の紅葉の見頃は例年10月中旬から10月下旬にかけて訪れます。水源池の水面に映り込むヤマモミジ、ナナカマド、シラカバの鮮やかなグラデーションは、札幌市内有数の絶景ポイントとしてカメラマンを魅了します。
園内には水源池を取り囲むように木道散策コースが整備されており、1周およそ1.5〜2キロメートル、所要時間40分〜1時間程度の手軽なトレッキングが楽しめます。平坦な木道が中心のため、軽装でも無理なく森林浴を満喫できる設計です。
また、ここは屈指の野鳥観察(バードウォッチング)の聖地でもあります。湿地と森が隣接する特殊な環境ゆえに、以下のような多種多様な野鳥が記録されています。
- 水辺の鳥:マガモ、オシドリ、カワセミ、カイツブリ
- 森林の鳥:アカゲラ、ヤマゲラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、キビタキ
- 冬の飛来鳥:オオワシ、オジロワシ(稀に上空を通過)、ベニマシコ
散策の起点となる西岡公園管理事務所内には、地域の自然や歴史を学べる展示室が併設されています。園内で見られる動植物の剥製や写真パネル、季節ごとの開花・観察情報がリアルタイムで掲示されているため、散策前に立ち寄ることで観察の質が格段に向上します。