無人島「ありが島」の現在とキャンプ料金|島主の今と噂の真相を徹底検証

無人島「ありが島」の現在とキャンプ料金|島主の今と噂の真相を徹底検証

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多くのメディアで「ロビンソン・クルーソーさながらの生活ができる島」として紹介されてきたありが島。その地理的正体は、和歌山県有田市沖合、豊かな漁場として名高い湯浅湾に浮かぶ周囲約3km余りの孤島「苅藻島(かるもじま)」を拠点に開拓されたフィールドです。公図や海図では苅藻島と記されますが、開拓と体験事業の推進に伴い、感謝の心を込めて「ありが島(ありがとう島)」の通称で広く認知されるようになりました。

一般的なレジャー施設と根本的に異なるのは、定期航路となるフェリーが一切運航していない点にあります。島へ渡るための唯一の交通手段は、地元の漁港(初島漁港や宮原周辺の船着き場など)から手配される専用の渡し船や提携漁船への乗船です。JRきのくに線(紀勢本線)の初島駅または箕島駅からタクシー等で乗船場へと向かい、そこから船に揺られること約10〜15分で島の浜辺へと接岸します。

接岸場所には近代的なコンクリート桟橋が整備されていない箇所も多く、波の状況によっては砂浜や岩場へ直接降り立つ「ビーチランディング」に近い上陸方式が取られます。そのため、キャリーケースなどの車輪付きスーツケースの持ち込みは事実上不可能であり、荷物はすべて防水性の高いバックパックにパッキングして携行する現場対応力が求められます。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。