湯船は何リットル?浴槽の適正湯量と水道光熱費を徹底検証

湯船は何リットル?浴槽の適正湯量と水道光熱費を徹底検証

湯船は何リットル?浴槽の適正湯量と水道光熱費を徹底検証の疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。

湯船にお湯を張る際の費用は、「水道料金」と「水を沸かすための加熱エネルギー(都市ガス・プロパンガス・電気)」の合算で決まります。水道料金単価を1Lあたり約0.24円(東京都水道局等の平均値)、水温15℃の水を42℃まで200L沸き上げる条件で試算した実質コストは以下の通りです。

【湯船1回(200L・42℃給湯)のコスト内訳】

  • 水道代:約48円(200L × 0.24円)
  • ガス代(都市ガス):約90〜110円
  • ガス代(プロパンガス / LPガス):約160〜210円
  • 電気代(エコキュート利用):約35〜50円
  • 1回あたりの合計費用:都市ガス約140〜160円/プロパンガス約210〜260円

シャワーの吐水量は一般的なシャワーヘッドで毎分約10〜12Lです。シャワーと湯船の水道光熱費を比較すると、明確な損益分岐点が浮かび上がります。

シャワーを15分間出しっぱなしにすると使用水量は約150〜180Lに達し、湯船1回分(約200L)のコストにほぼ匹敵します。つまり、「一人暮らしでシャワー時間が12分未満」であればシャワーの方が安上がりですが、「シャワーを15分以上浴びる単身者」や「同居家族が2人以上いる世帯」では、湯船を溜めて全員で入浴した方が確実に光熱費を削減できる計算になります。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。