顎の骨格に偏りが生じると、単に見た目だけの問題にとどまらない。噛み合わせ(咬合)の悪化は、噛む力の偏り、慢性的な頭痛、肩こり、自律神経の乱れなど、全身の健康問題へと波及する。ともさか理恵自身も、後年に及ぶまで頭痛や体調不良に悩まされ続けたことを明かしている。
彼女は数度にわたる歯科矯正や咬合再建の治療を受け、根気強く身体のメンテナンスを行ってきた。歯科医療の専門家も指摘するように、顎変形症や骨切除後の咬合ケアは一朝一夕には終わらない長い旅路だ。見た目を整えるためだけではなく、一人の人間として健やかに生きるための医療的アプローチを、彼女は長年かけて地道に続けてきたのである。