長寿番組ゆえに、これまで数多くの著名人がスタジオを去っていきました。視聴者の記憶に残る歴代コメンテーターの交代劇には、番組側の方針転換や個々の事情など、さまざまな背景が存在します。
かつて水曜日の顔として知られたジャーナリストの青木理氏は、政権批判や社会構造に対する徹底した切り込みでコアな支持層を集めましたが、番組の大規模なリニューアルおよび若年層の視聴者獲得を狙ったコメンテーターの若返り施策に伴い、出演枠を次世代の論客へバトンタッチしました。
また、作家の吉永みち子氏やコラムニストの宇治原史規(ロザン)氏なども、長期にわたる出演を経て円満に勇退しています。長年続いた布陣を一新した背景には、視聴者層の世代交代に対応し、ネット時代における新たなオピニオンリーダーを積極的に起用したい制作陣の戦略がありました。
一方で、過密なスケジュールや本業である学術・執筆活動への専念を理由に、自ら出演頻度を調整した専門家も少なくありません。帯番組のレギュラー出演は精神的・体力的な拘束が大きいため、数年スパンで自然な新陳代謝が図られる傾向にあります。