子どもは自らの苦しみを論理的な言葉で大人に説明することが得意ではありません。その代わり、行動や体調の変化として必ず子どものSOSサインを出しています。
日常生活で特に注意を払うべき兆候は以下の項目です。
- 原因不明の身体的症状:朝になると頭痛や腹痛を訴える、吐き気を催す、食欲が急激に落ちる。
- 感情や行動の急変:急に無口になる、ささいなことで激昂する、急に甘えてくる、視線を合わせなくなる。
- 興味・関心の喪失:大好きだったゲームや習い事に全く興味を示さなくなる、自室に引きこもる時間が増える。
- 身辺整理の行動:大切にしていた宝物やおもちゃを急に友達や兄弟に譲り渡す。
- 自傷・危険行動:自分の体を傷つける、高い場所に登りたがる、道路へ急に飛び出すなど命を軽視する素振り。
また、不登校と自殺の兆候には深い関連性があります。登校しぶりや遅刻・早退が増えた時期は、学校でのトラブルが限界に達しているサインです。「怠けている」と決めつけて登校を無理強いすることは、子どもを決定的な袋小路へと追い詰める危険があります。