Kjを語る上で、そのアイコニックなビジュアルとストリートファッションへの影響力は外せません。デビュー当時から徐々に増えていったタトゥーは、単なる装飾ではなく、彼の人生訓や信念の記録そのものです。
胸元や腕に刻まれたモチーフには、バンドの象徴である百合(Lily)をはじめ、生命の源である太陽、亡き盟友や家族への誓い、ラテン語の格言などが綿密にレイアウトされています。一つひとつのインクには「自分を偽らずに生きる」「カルチャーを背負い続ける」という強烈なアイデンティティが込められています。
また、彼が身につけるアイテムは常に若者たちのトレンドとなってきました。COOTIE(クーティー)やROTTWEILER(ロットワイラー)、自身が手掛けたally&dia、さらにはWACKO MARIAなど、ルード系・ワーク系を中心とした無骨で洗練された着こなしは40代後半となった今も健在。大人の渋みを増したそのスタイルは、日本のストリートファッション界において今なお絶対的なマスターピースとして君臨しています。