竹野内豊が芸能界に足を踏み入れたきっかけは、母と姉が雑誌のモデルオーディションに応募したことでした。瞬く間にトップモデルとしての地位を確立し、1994年のドラマ『ボクの就職』で俳優デビューを飾ります。
彼の名を日本中に轟かせたのが、1996年の大ヒットドラマ『ロングバケーション』、そして1997年に反町隆史とダブル主演を務めた伝説的月9ドラマ『ビーチボーイズ』です。開放的な海を舞台に、どこか影がありながらも爽やかな笑顔を見せる鈴木海都役は、当時の若者たちの憧れのアイコンとなりました。
その後も2001年の映画『冷静と情熱のあいだ』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど、シリアスな二枚目役を確立。2018年の『義母と娘のブルース』では心優しい父親役を好演し、2026年のフジテレビ月9ドラマ『イチケイのカラス』では、型破りでありながら真実を追求する裁判官・入間みちお役を軽妙かつ深みのある演技で表現しました。年齢を重ねるごとに「堅物な二枚目」から「ユーモアと包容力を併せ持つ大人の男」へと見事なシフトチェンジを遂げています。