自衛隊が今、最も力を入れているのが「宇宙・サイバー・電磁波」といった新領域だ。これに伴い、防大の教育カリキュラムや入試改革も急速に進んでいる。
従来の「体力勝負」というイメージは過去のものになりつつある。現在の試験では、高度な論理的思考力や、IT・テクノロジーに対する適性が厳しく問われるようになった。
特に数学や物理の出題傾向には、単なる暗記では太刀打ちできない、本質的な理解を求める問題が増加している。防衛省が求める「インテリジェンスとタフネスを兼ね備えた人材」へのシフトが、入試問題の難化という形で偏差値の質的変化をもたらしているのだ。