霊園ポータルサイト「ライフドット」などの集計データを見ると、北の杜御廟の評価スコアは総合評価4.2点(5点満点中)と高水準を維持しています。実際に現地を訪れた見学者や納骨を行った遺族の手記・口コミから、現場のリアルな光景が見えてきます。
まず圧倒的に支持されているのが「冬期の参拝環境」です。北海道の屋外墓地では、12月から3月にかけて深い雪に覆われ、墓参りそのものが物理的に不可能になるケースが珍しくありません。利用者の声からは、
「以前は真駒内などの屋外霊園に通っていましたが、冬場は雪に埋もれて春まで行けませんでした。北の杜御廟にしてからは、猛吹雪の日でも暖房の効いた館内でゆっくりお線香をあげられ、足腰の弱った母も安心しています」
といった、寒冷地ならではの実利に対する満足感が強く滲み出ています。また、約5,000基という大規模施設でありながら、共用部や礼拝スペースの清掃が行き届いている点や、スタッフの対応が丁寧である点も高評価の要因です。
一方で、明確なデメリットとして指摘されているのが新琴似北の杜御廟へのアクセス面です。所在地は「北海道札幌市北区新琴似町560-1」であり、最寄り駅であるJR学園都市線「新琴似駅」や地下鉄南北線「麻生駅」から約4km以上離れています。
「車を運転できるうちは何の問題もありませんが、路線バスの本数は限られており、免許返納後に自力で通うとなるとタクシー利用が前提になります。将来の通いやすさについては家族で話し合う必要があります」
という指摘は、高齢化が進む現代において極めて重要な視点です。自家用車での移動を前提とした広大な駐車場が確保されている反面、公共交通機関のみに頼る高齢者にとっては、訪問のハードルが上がる可能性があることを計算に入れておく必要があります。