二人の関係をめぐっては、一部で「藤本美貴が強烈な恐妻家で、庄司智春が完全に尻に敷かれているだけではないか」というステレオタイプな見方が存在します。しかし、内情を詳しく分析すると、この解釈は本質を見誤っています。
実際には、庄司は単なる「従属的な夫」ではありません。家庭内の重大な意思決定や子供たちの進路相談においては、庄司の意見が重んじられており、藤本自身も「夫がドンと構えていてくれるからこそ、自分が自由に発言できる」と語っています。庄司がバラエティ番組で見せる「恐妻に怯える夫」という立ち振る舞いは、自身の芸人としてのキャラクター昇華であり、夫婦間のパワーバランスをエンターテインメントとして機能させる高度な阿吽の呼吸なのです。
また、「最初から順風満帆だった」というのも誤解です。結婚当初は生活習慣や価値観の違いから激しい口論になることも多く、物が飛び交うような本気の衝突を経験しながら、10年以上の歳月をかけて「感情的な無視をしない」「言いたいことは言葉にして伝える」という現在の運用ルールを構築してきました。