「今家を買う人は信じられない」5年後10年後に待つ金利上昇と暴落の真相

「今家を買う人は信じられない」5年後10年後に待つ金利上昇と暴落の真相

「今家を買う人は信じられない」5年後10年後に待つ金利上昇と暴落の真相の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

ネット上の掲示板やSNS、知恵袋をリサーチすると、マイホーム購入を悔やむ切実な告白が数多く投稿されています。現場で起きているマイホーム買って後悔した理由を分析すると、単なる金銭面だけでなく、精神的・環境的なギャップが根底に存在します。

「共働きを前提に都内近郊で7,500万円のペアローンを組みました。しかし購入から3年後、妻が体調を崩して時短勤務にならざるを得ず、世帯年収が200万円以上ダウン。そこへ金利見直しの通知が届き、毎月の返済額はじわじわと増額。日々の会話は住宅ローンの愚痴ばかりになり、何のために家を買ったのか分からなくなりました」(30代後半・IT企業勤務男性の手記より)

「新築建売住宅を購入しましたが、住み始めて5年で外壁のシーリング割れが見つかり、点検業者からは屋根の再塗装も含めて150万円の概算見積もりを出されました。固定資産税の通知書が届くたびに胃が痛みます。賃貸の頃は管理費を払えば大家さんが直してくれたのに、すべて自己責任という重圧がこれほど苦しいとは思いませんでした」(40代前半・メーカー勤務女性の告白より)

不動産コンサルタントとして数多くの相談を受けてきた専門家の沖有人氏も、各種メディアや著書の中で「無理な資金計画と出口戦略の欠如」に警鐘を鳴らし続けています。特に、昨今懸念されているのが住宅ローン破綻急増の予備軍たちです。任意売却を扱う専門窓口には、住宅ローンの返済遅延に関する相談が年々増加傾向にあり、その多くが「購入当時に生活水準を落とす前提の計画を立てていなかった世帯」だといいます。

住宅購入はゴールではなく、30年以上にわたる支払いのスタート地点です。「毎月の家賃と同じ金額で買える」という不動産営業の決まり文句に乗せられ、予備費を持たずに購入した層から順に、現実の波に飲み込まれつつあります。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。