2007年に刊行され、100万部を超える大ベストセラーとなった新書『鈍感力』。当時の政界やビジネス界でも引用され、ユーキャン新語・流行語大賞のトップテンに選ばれるなど、渡辺淳一の新たな一面を提示しました。
本書の核心は、過敏に傷つきやすい現代人に対し、「些細なことに動じず、叱責や嫌味をさらりと受け流す力こそが、才能を開花させ健康を維持する原動力になる」という医学的・心理学的知見に基づいた提言です。
渡辺が遺した著作やインタビューには、現代にも通じる数々の金言が含まれています。
- 「人間関係を円滑にし、才能を伸ばすために最も必要なのは、鋭敏さではなく『鈍感力』である。」(『鈍感力』より)
- 「男と女は誤解して結びつき、理解して別れる。」(恋愛論における代表的言明)
- 「どんなに愛し合っていても、相手のすべてを所有することはできない。その不完全さを受け入れることが大人の愛である。」