機種ごとの特性を理解することも、完成度を高める上での重要な鍵だ。現在、若者から圧倒的な支持を集めているフリュー株式会社の話題作『97%(キュウナナパーセント』では、クールで抜け感のある写りが特徴的。この機種では、あえてペンツールを最小限に抑え、モノトーンのネオンラインやシンプルな幾何学図形をワンポイントで添えるのが最も映える。
一方、株式会社セガが手掛ける『IDOLY』のような圧倒的な王道ビジュアルと透明感を強みにする筐体では、甘めのパステルペンや繊細なキラキラ加工が映える。機種が持つ本来のライティングや肌の質感を殺さないよう、顔まわりにはあえて描かず、足元や頭上の空間を狙って手書きの文字を躍動させるのがプロの技だ。