Q1:市民農園で区画が狭く、どうしても同じ場所にナス科を植えたい場合はどうすれば良いですか?
A1:どうしてもナス科を連作せざるを得ない場合は、接ぎ木苗(耐病性台木)の使用が必須条件となります。ただし、接ぎ木でも土壌中のセンチュウや高濃度の青枯病菌を完全に防ぐことは不可能です。最低でも深さ50cmまで天地返しを行い、土壌消毒剤や太陽熱消毒を施した上で、客土(新しい培養土の導入)を行うなど徹底した物理的対策を講じてください。
Q2:トマトを片付けた直後、翌日に秋冬野菜の種をまいても発芽しますか?
A2:発芽自体はしますが、おすすめできません。土中に残った未分解のトマトの根や葉が腐敗する過程で有害ガス(メタンや有機酸)が発生し、発芽したばかりの幼根を傷める危険性があります。撤去後は残渣を取り除き、石灰や堆肥を混和してから最低でも1〜2週間は土を落ち着かせてから播種・定植を行うのが鉄則です。
Q3:プランター栽培で使用したトマトの土は、そのまま秋冬野菜に使えますか?
A3:プランターという閉鎖環境では、露地栽培以上に特定の養分抜けと老廃物の蓄積、微細な根の残留が顕著です。そのまま使うと連作障害が高確率で発生します。一度土をすべてシートの上に広げて古い根や鉢底石をフルイで取り除き、熱湯消毒や黒ビニール袋での天日干しを行った後、市販の「古い土の再生材」や腐葉土を2〜3割補充して再ブレンドしてください。