2026年の女子駅伝は、スタート直後から目の離せない超高速レースとなった。最長区間である1区から各校のエースが牽制することなく積極的なスパートを掛け、集団は早い段階で切り崩されていった。沿道からの手拍子と大声援に背中を押され、選手たちは前へ前へと脚を伸ばす。
中盤の3区・4区では、つなぎの区間でありながら各校の戦略が見事に交錯。下り坂でのスピード勝負や上りでの力強い推進力など、ロード特有の駆け引きが勝敗の行方を二転三転させた。最終5区でのアンカー勝負までもつれ込んだレースは、ラスト数百メートルまで引きはがせない凄絶なスプリント勝負となり、都大路の歴史に残る劇的な決着を見た。