すすきのにひしめく無数のジンギスカン専門店。満足のいく食体験を得るための分水嶺は、「肉の管理状態」と「提供スタイル」の理解にあります。
かつてのジンギスカンといえば、薄切りの丸い冷凍マトン肉(ロール肉)をタレに漬け込んだものが主流でした。しかし現在のトレンドは、徹底した温度管理で一度も冷凍されずに届くオーストラリア産・アイスランド産のチルド「生ラム」、そして北海道の牧場から直送されるわずか1%未満の「純国産サフォーク種」です。下処理の技術も飛躍的に向上しており、質の高いラム肉には不快な獣臭が全くありません。
店を選ぶ際は、直感だけで飛び込むのではなく、「並んででも名物のタレと雰囲気を味わう老舗」なのか、「事前予約して落ち着いた空間で希少部位を堪能する店」なのかを明確に決めることが肝心です。