2026年It展示会攻略!主要スケジュールと失敗しない活用術

2026年It展示会攻略!主要スケジュールと失敗しない活用術

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デジタル情報が溢れる現代だからこそ、オフラインの展示会に足を運ぶ価値はむしろ高まっています。2026年においてIT展示会への来場が企業競争力に直結する理由は、主に次の3点に集約されます。

第1に、「カタログスペックでは見えない実機の挙動とレスポンス」の検証です。生成AIを組み込んだSaaSやセキュリティ基盤は、営業資料上ではどれも魅力的に見えます。しかし、実際のUI(操作画面)の手触り感、社内システムとの連携におけるタイムラグ、現場スタッフが直感的に扱えるかどうかの肌感覚は、ブースで実機を操作して初めて明らかになります。

第2に、開発担当者やプロダクトマネージャーとの直接対話による「技術的限界」の見極めです。展示会場のブースには、一般的な営業担当だけでなくコア技術の開発者やシニアエンジニアが常駐しているケースが多々あります。「このAPI連携で生じるボトルネックは何か」「ロードマップ上の実装時期はいつか」といった、商談の初期段階では聞き出しにくい本音の情報をその場で引き出せます。

第3に、競合他社や同業他社が「今どこに投資しているか」のリアルタイムな把握です。基調講演の立ち見状況や特定ブースの混雑度合いを観察することで、業界全体の関心がどの技術領域へシフトしているかを正確に掴むことができます。これはデスクリサーチでは決して得られない生きた市場調査データと言えます。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。