SNSやネット掲示板上では、仮ナンバーに関する無責任かつ危険な都市伝説が散見されます。その代表例が「仮ナンバーは陸運局の登録データベースと直結していないから、高速道路の自動速度違反取締装置(オービス)に撮られても追跡されない」「警察のNシステム(自動車ナンバー自動読取装置)に引っかからない」という言説です。
この認識は完全な間違いです。交通捜査を専門とする関係者の証言や最新の捜査実務を検証すると、驚くべき実態が浮き彫りになります。
「近年のオービスやNシステムは超高解像度カメラを採用しており、運転手の顔貌、助手席の状況、ダッシュボード上に置かれた臨時運行許可証の記載内容や番号標の固有刻印まで鮮明に記録します。仮ナンバーの走行データは、発行元の市区町村が保管する台帳データと容易に照合可能です。仮ナンバーだから逃げ切れると考えて速度超過を犯し、後日、警察署へ出頭を命じられて仮ナンバー 有効期限切れ 逮捕や大幅な速度超過による即時免停となったドライバーを何人も見てきました」(交通捜査担当経験者の証言)
仮ナンバー 高速道路 オービス 反応に関するネット上の噂を信じ込み、スピードを出してオービスを光らせた結果、速度違反に加えてルート外走行や目的外使用の余罪まで追及され、検察庁へ送致された事例は現実に複数報告されています。
また、知恵袋やコミュニティサイトには「仮ナンバーを斜めに掲示していただけでパトカーにサイレンを鳴らされた」「ボルトで固定せずフロントガラスの内側に置いていただけなのに、警察官に囲まれて1時間以上取り調べを受けた」という実体験が多数寄せられています。道路運送車両法第36条および施行規則では、仮ナンバーであっても「車両の前後にボルト等で確実に固定すること(後面は封印のない側でも可)」が義務付けられており、ダッシュボードへの放置設置は明確な表示義務違反として取り締まられます。