原作小説における第6章は、単行本第21巻から第25巻までの全5巻で描かれています。物語の主目的は、第5章の水門都市プリステラで暴食の大罪司教(ライ、ロイ、ルイ)によって「名前」や「記憶」を奪われ昏睡状態に陥ったレムや、存在を忘れ去られたユリウス、記憶を失ったクルシュたちを救う手がかりを得ることです。
世界の東の果て、魔獣が巣食う「アウグリア砂丘」にそびえ立つ前人未到の建造物「プレアデス監視塔」。そこには、400年前に嫉妬の魔女を封印した三英雄のひとり「賢者シャウラ」が座すと言われていました。スバル、エミリア、ベアトリス、ラム、アナスタシア(襟ドナ)、ユリウス、そして魔獣使いの少女メィリィらの一行は、過酷な砂丘を越えて監視塔へと到達します。
しかし、待ち受けていた監視塔は救済の地ではなく、知恵と武力を極限まで試される過酷な試練の場でした。三層からなる塔の試練をクリアしなければ賢者の知恵には辿り着けず、スバルたちは想像を絶する死のループへと叩き落とされることになります。