原作者の空知英秋は、従来の少年漫画におけるヒーロー像とは一線を画す主人公を作り上げた。
舞台は江戸時代の雰囲気を残しつつ異星人が行き交う「SF時代劇」という特殊な世界観。熱血漢の若き少年ではなく、どこか冷めた目をした「成人男性」を主人公に据えるにあたり、177cmという身長設定は大きな意味を持った。
完璧な超人でもなければ、成長途上の子供でもない。等身大の大人として泥臭く生きる泥臭さ。そのキャラクター性を表現するために、高身長すぎない177cmという数値は、まさに現実感とフィクションの魅力が交差する黄金比だったと言える。