アデノウイルスが引き起こす目の病気として、はやり目(流行性角結膜炎)とよく混同されるのが「プール熱(咽頭結膜熱)」です。どちらも同じアデノウイルス属ですが、原因となるウイルスの型や症状の現れ方に明確な違いが存在します。
流行性角結膜炎は主にアデノウイルス8型・19型・37型・54型などが引き起こし、全身症状がほとんど出ず、眼症状が重く出るのが特徴です。一方のプール熱は主に3型や4型が原因となり、結膜炎に加えて38〜40度前後の高熱や喉の激しい痛み(咽頭炎)を伴います。高熱を伴うかどうかが、両者を見分ける大きなポイントとなります。