勾留期間を終えてさいたま地検から姿を現した際、ボビー氏は黒の紋付羽織袴という異例の和装姿で深々と一礼し、無言のまま迎えの車へと乗り込みました。この釈放時のインパクトある映像は多くのメディアで繰り返し報じられ、後の単独インタビューやYouTube発信へと世間の注目を引きつけることになります。
刑事処分におけるボビー・オロゴン氏の裁判結果としては、さいたま簡易裁判所から暴行罪で罰金10万円の略式命令が下され、ボビー氏側がこれを納付したことで刑事手続きは終了しました。有罪判決には変わりありませんが、正式な公判廷での審理ではなく、簡易적인手続きによる決着となりました。
しかし、本当の戦いは民事の場、すなわち離婚調停と財産分与を巡る法廷闘争でした。ボビー氏は芸能界屈指の個人投資家として知られ、為替(FX)取引、国内外の株式投資、さらには日本国内や千葉・御宿、海外に保有する別荘や不動産など、総資産は数十億円規模に上ると囁かれていました。妻側はそれまで築き上げた家庭資産の適正な分配を求め、ボビー側は自身が独自の手腕で築いた特有財産であると主張。親権の帰属とあわせて、双方が代理人弁護士を立てた協議は年単位の長期に及びました。