昭和歌謡史に強烈な足跡を刻んだ緑川アコとは、どのような人物だったのでしょうか。その生年月日・年齢や知られざる足跡を紐解いていきます。
緑川アコ(本名非公開)は、1947年(昭和22年)1月20日生まれ、青森県の出身です。2026年の誕生日を迎えたことで、年齢は79歳となりました。若くして上京し、ジャズ喫茶や米軍キャンプ、キャバレーなどの現場で叩き上げの歌唱力を磨いた後、日本クラウン(クラウンレコード)のオーディションをきっかけにスカウトされました。
1966年、彼女は伝説の楽曲『夢は夜ひらく』で鮮烈なデビューを果たします。この楽曲は園まりの甘美なバージョンや三洲愛子、水原弘らによる競作として知られますが、緑川アコ版はドスの利いたアンダーグラウンドな退廃感を前面に出し、カルト的な人気を獲得しました。デビュー直後から「夜の歌謡曲を歌わせたら右に出る者はいない」と評され、翌1967年にリリースした『カスバの女』でその評価を絶対的なものへと押し上げたのです。
その後も『酔いどれ女の流れ歌』など、盛り場や夜の女性の心情をテーマにした名曲を多数発表。美貌と凄みを兼ね備えた唯一無二のキャラクターで、昭和の歌謡界に確固たるポジションを築き上げました。