平成のギャル文化を象徴するカリスマ、益若つばさがプロデュースに関わった時代、落書きはデカ目補正や派手な装飾とともに圧倒的な熱狂を生み出した。彼女が創り出した「盛る」文化は、若者トレンドの象徴として一世を風靡し、プリクラを単なる記念写真からアイデンティティの発信基地へと昇華させた。
時代が巡った今も、そのスピリットは形を変えて脈々と受け継がれている。自己表現としての落書きは、よりナチュラルで個性を尊重する形へと深化を遂げた。過去のブームと現代の感覚がミックスされたことで、レトロでありながら新鮮な表現手法が次々と誕生している。