日本三大うどん「3つ目」の真相!讃岐・稲庭に並ぶ名麺の全貌

日本三大うどん「3つ目」の真相!讃岐・稲庭に並ぶ名麺の全貌

日本三大うどん「3つ目」の真相!讃岐・稲庭に並ぶ名麺の全貌の要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。

三大うどん候補の麺は、製法、形状、適した食べ方、そして味わいの個性がそれぞれ大きく異なります。客観的なスペックと現地取材に基づく特徴を以下の比較表にまとめました。

うどん銘柄発祥・製法の特徴麺の形状と食感の指標編集部の見解・おすすめの食べ方讃岐うどん
(香川県)空海が唐より伝えたとされる説。足踏みと寝かせを繰り返す手打ち製法。太麺・角が立った四角形状。
強い弾力と押し返すようなコシ。不動の王者。いりこ出汁のひやかけ、生醤油、釜玉など小麦本来の弾力をダイレクトに味わうのが至高。稲庭うどん
(秋田県)江戸初期、佐藤市兵衛が創始。手捏ね、綯い(ない)交ぜを繰り返す手延べ干し麺。平たい中細麺・淡い乳白色。
気泡を含んだ究極の喉ごし。宮内庁御用達の気品。冷水でしっかりと締めたざるうどん。比内地鶏や出汁醤油の上品なつゆがベストマッチ。水沢うどん
(群馬県)天正年間(1576年頃)の水沢寺発祥。厳選された小麦と名水による多加水手打ち。中太麺・透き通るような白さ。
みずみずしい弾力と強いコシ。東日本の有力3番手。ざるに盛り、舞茸の天ぷらと濃厚な特製ゴマだれでいただくのが王道の楽しみ方。五島うどん
(長崎県)遣唐使ルーツの手延べ技法。島特産の椿油を塗布して熟成・延ばしを行う。丸く細い麺・強靭な耐久性。
つるりと滑らかで煮崩れしない。歴史深き西の代表格。鉄鍋でぐつぐつ煮立て、あご(トビウオ)出汁や生卵に絡めて食べる「地獄炊き」が格別。氷見うどん
(富山県)加賀藩御用達「高岡屋」の歴史。油を使わず、手作業で練りと綾掛けを行う。平麺・やや扁平な細麺。
餅のような粘りと滑らかな喉ごし。職人技の極致。冷やしで麺のコシを味わうもよし、煮込みでも独特の粘りとモチモチ感が堪能できる万能麺。
小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。