Q1:五節句はなぜ1月1日ではなく1月7日なのですか?
A1:1月1日の「元日」は、新しい年の神様を迎える別格の最重要祝日であり、季節の節目である「節句」とは制度的・宗教的に区別されていたためです。代わって古代中国で「人を大切にし、罪人を処刑しない日」とされた1月7日の「人日」が選ばれ、日本の春の若菜摘みの風習と融合して「人日の節句」となりました。
Q2:五節句と雑節の違いは何ですか?
A2:五節句は古代中国の「陰陽五行説」を起源とし、奇数が重なる危険な日に邪気払いを行う儀礼です。一方、雑節(節分・彼岸・八十八夜・入梅など)は、日本の気候風土に合わせて農作業の適期や天候異変を把握するために、日本で独自に生み出された生活・農業の実用的な暦日です。
Q3:重陽の節句(9月9日)には何をすれば良いですか?菊酒以外にありますか?
A3:食用菊を散らしたお吸い物やサラダを楽しむ、秋の味覚である「栗ご飯」を炊く、茄子料理を食べるのが伝統的な過ごし方です。また、お風呂に菊の花を浮かべる「菊湯」に入ったり、菊の花を一輪部屋に飾るだけでも、邪気を払い延命長寿を祈る十分な節句の祝いになります。