茨城県知事選挙における過去の投票率推移を振り返ると、対立構図の激しさや国政選挙との同日選か否かによって、数値が極端に変動してきた歴史が浮かび上がります。
茨城県選挙管理委員会の確定投票率および当日有権者数の推移を見ると、近年の選挙戦では有権者の約3人に1人しか投票所に足を運んでいない実態が明らかです。
【茨城県知事選挙 歴代投票率と当日有権者数の推移】
・2005年(平成17年):投票率 30.02%(当日有権者数:約237万人)
・2009年(平成21年):投票率 67.97%(衆議院議員総選挙と同日選)
・2013年(平成25年):投票率 31.74%(当日有権者数:約238万人)
・2017年(平成29年):投票率 43.48%(現職7選阻止を掲げた大井川氏の初当選時)
・2021年(令和3年):投票率 35.02%(現職・大井川氏が再選、前回比8.46ポイント減)
2009年は政権交代が起きた衆院選とのダブル選挙だったため67.97%という高水準を記録しましたが、単独実施となった2005年や2013年には30%台前半まで沈み込みました。現職と有力新人が激突した2017年には43.48%まで回復したものの、2021年には再び35.02%へと急落。対立軸の明確さがそのまま投票行動に直結する傾向が鮮明に表れています。