メジャーリーガーの筋肉はなぜ規格外?日本人選手肉体改造の全貌

メジャーリーガーの筋肉はなぜ規格外?日本人選手肉体改造の全貌

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メジャーリーグの試合を現地や映像で観戦した際、日本人ファンが真っ先に圧倒されるのが選手たちのサイズ感です。平均身長185cm以上、体重95kgを超える屈強なアスリートたちがグラウンドを所狭しと駆け巡ります。日本人選手が渡米後に本格的な肉体改造へと舵を切る背景には、明確な構造的必然性が存在します。

最大の要因は「162試合という過酷なシーズン構造と長距離移動による身体負荷」です。NPBの年間143試合・比較的コンパクトな国土での移動と異なり、MLBでは4つの時間帯をまたぐ深夜移動や過密な連戦が日常茶飯事となります。除脂肪体重(筋肉量)が不足している選手は、夏場を迎える頃には著しい筋力低下とパフォーマンスの急落に見舞われます。過酷な環境でシーズン終了まで出力を維持するための「防弾チョッキ」として、分厚い筋肉が不可欠なのです。

さらに、Statcast(スタットキャスト)をはじめとするトラッキングデータの進化が、パワーの重要性を決定づけました。投手の平均球速が年々上昇し、100マイル(約160.9km/h)超えが日常化した現代MLBにおいて、打ち負けないスイングスピードと「バレルゾーン(最も長打になりやすい打球速度と角度の組み合わせ)」を叩き出すには、爆発的な筋出力が物理的な前提条件となっています。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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